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家族会議の勧め または 原発&TPP推進による殺され方の違いについて - 10 -

家族会議の勧め または 原発&TPP推進による殺され方の違いについて - 9 - つづき (2013/09/14) のつづきです。


このシリーズ「家族会議の勧め または 原発&TPP推進による殺され方の違いについて」は、既載記事(1, 2)でアベコベ草履大臣に止めの一発をお見舞して終ったわけではなく、実はまだ幾つかの書きかけの項目(シリア情勢や総括=今後についてなど)が残ってるのですが、以下のニュースを機に、それらに先駆けて書いておかなくてはならないのではないか、と思いました。

それは何かと言いますと、明らかに憲法に抵触してるのにも関わらず罷り通ってしまっている制度上の既成の事々についてです。



10 今すぐにでも廃止すべき制度(法案も含めて)


その1 裁判員制度


裁判員制度は明らかに憲法違反であると思い、私はこの制度の話が出始めた時から反対でしたが、国民レベルでの深い討議がなされたわけでもないのに上から押付けられる形で決まってしまいました。これ自体がもう立憲民主主義失格であったと言わざるを得ません。

以下に掲載するニュース記事での事例のようなことは当然予測された筈です。
これは明らかに、憲法第十三条「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。」、憲法十八条「何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。」に反すると思うのですが、これまでのこうした裁判では合憲と判断されてきてしまっているのです。これから挙げる幾つかの事例と共に明らかに矛盾していて、今の司法はおかしいとしか思えません。私は大いなる嫌悪感を抱いているのです(いのちの重み 〜裁判員制度と死刑制度について〜:風の耳 参照)。

以下、転載。

元裁判員ストレス障害:「心身に大きな傷」国賠訴訟で陳述

毎日新聞 2013年09月24日 20時59分(最終更新 09月24日 21時44分)

 福島地裁郡山支部で強盗殺人事件の裁判員を務めた後、「急性ストレス障害(ASD)」と診断された元介護士の青木日富美(ひふみ)さん(63)=福島県郡山市=が慰謝料など200万円を求めた国家賠償請求訴訟の第1回口頭弁論が24日、福島地裁であった。青木さんは「裁判員になって心身に大きな傷を負いました」と陳述。閉廷後、提訴して初の記者会見に臨み、「この苦しみは、やった人でないと分かりません」と訴えた。

 青木さんは「私は悪いことをしているわけではない」と、公の場での陳述や実名を公表しての記者会見に踏み切った。

 法廷では、夫の信矢さん(65)と2週間かけて書き上げた陳述書を朗読。「(裁判員になって)生活の安定を失い、生活設計も狂わされた」と、ハンカチで涙を拭いながら途切れ途切れに読み上げた。最後に顔を上げ、「この訴えを判断していただきたい」と3人の裁判官を見据えた。

 国側は「制度は最高裁が既に合憲と判示している」と請求棄却を求めた。裁判員制度については、「相当な理由がある場合には辞退を認めるなど柔軟に対応している」などと主張した。

 記者会見で、青木さんは「何の関わりもない(人が)刑を量るのは本当につらい。こんな思いをするのは私で最後にしてほしい」と話した。代理人の織田信夫弁護士は「最高裁が推し進める裁判員制度がおかしいと訴えなければならない極めて特異な裁判。正直、(裁判所を)どこまで信用できるか」と審理の行方を案じた。

 訴状で青木さんは、ASDは今年3月の裁判員裁判の証拠調べで見た遺体の写真などが原因と主張。裁判員法が、苦役からの自由を保障した憲法18条や、個人の尊厳を認める同13条などに反すると訴えている。【三村泰揮、栗田慎一】



転載、以上。

個人における出頭を拒否したい理由を司法の判断による「相当な理由」とどのように比較できると言うのだろうか? 個人にとって嫌なものは嫌なのであって、出頭拒否したいだけの「相当な理由」はあり得るのである。「相当な理由」と言うのなら、それを具体的に明示しての充分な討議が必要であるはずだった。発足の段階からして、この制度は間違っていた、と言うか何と想像力の枯渇した心貧しくも軽薄な考えに基づいたものであったことか! 実に愚かしく嘆かわしい!! 今にしてみれば、放射能は漏れ放題で総理大臣が憲法も理解してないというこの国の愚かしさに司法もまた十分に呼応していたと言えますね!



その2 死刑制度


この死刑制度の存在によって裁判員制度も反対であると私は言えるのです。
これは古く随分前から廃止の声は挙がっていましたが、私は裁判員制度より重大で、一刻も早い廃止が必要であると思います。何故なら、冤罪によって死刑にされてしまってからでは手遅れだからです。人間は勘違いからであっても人を殺せるのです。シェイクスピアの〈オセロ〉を思い浮かべてください。殺してしまってからでは遅いのです。

また冤罪でなくてもどんな凶悪犯であっても、私は死刑は反対なのです。

刑に服することによって生まれ変わることの可能性を奪ってしまうのもまた罪であると私は考えます。

例えば、目の前で肉親が何者かに殺されようとしたら咄嗟にその者を私が殺してしまう可能性を私自身が否定できないのです。つまり、私と言う一個の人間の中に「殺される恐怖」だけでなく同時に「殺してしまう恐怖」もあるわけです。
そのことを踏まえてうんと想像力を働かせて、もしそのような状況を誰にも理解されなかった場合にどうなるでしょうか?

人間は感情の動物であるわけですが、その感情的次元でもって制度としてしまうことに、大きな社会的問題があるのです。

戦争は否応なく殺し合うことを強制されるわけですが、上記ニュース中の青木さんの「何の関わりもない(人が)刑を量るのは本当につらい。こんな思いをするのは私で最後にしてほしい」ということと同じように、「何の関わりもない人が何の関わりのない一握りの人たちのために殺しを強要される。こんな思いをするのは私はまっぴらごめんです!」という思いが、私の中に沸起ってくるのです。

正当防衛や憎しみや報復への沸起る個人の思いを否定するつもりはありませんが、死刑が社会正義であるなどとは全く思えないどころか大いなる偽善であるとさえ思うのです。それは「何の関わりもない(人が)刑を量るのは本当につらい」はずであると思えるからです。事実を突止めることの重みも並大抵のことではないはずです。

また一個の人間の中で人殺しを許容できてしまう臨界点というものはいったい何なのでしょうね?
制度だからできるのですか? 戦争だからできるのですか?

戦争は殺し合いの状況をごく一部の人たちが人工的に作り上げるわけですが、死刑もまた戦争に近い同調圧力を利用して成立しているのだと思います。制度だから赦される殺しなどというものは本当はないのです。死刑制度とは、殺しによる極めて前近代的で野蛮な見せしめ以外の何ものでもないでしょう。

手遅れにならない内に今すぐにでも廃止すべきです!


書きかけ(取急ぎ、この項=今すぐにでも廃止すべき制度 まだつづきます)


【追記】
余りの重大さに気分が悪くなり、やや迷走してしまいました。すみません!
次の記事につづきます。




日本人とは?

日本人のルーツに関する大変興味深いお話。
おすすめ↓
2013/08/15 「6万年前に同じ能力を持った人々がアフリカを出て、世界に広がった」――日本人はどこから来たか。DNAが語る系譜 ~岩上安身による篠田謙一氏インタビュー 〜IWJ

22日(日)まで無料公開。

TPPによって最後の日本人になってしまうかもしれない。最後の日本人として言遺すことは? そんなことを考えなくてはならない時代になってしまった... 

興味深くも、悲しい...


家族会議の勧め または 原発&TPP推進による殺され方の違いについて - 9 - つづき

家族会議の勧め または 原発&TPP推進による殺され方の違いについて - 9 - (08/25)のつづきです。


9 アベコベ草履大臣の弁舌に世界が腰を抜かす!

昔、新築の家の鬼門にトイレを設置したばかりに、その家の住人全員が一斉に腰を抜かしてしまった、という話を聞いたことがあるのですが、2020年の東京オリンピック開催決定に余りにも無邪気な歓喜の表情を隠さないアベコベ草履大臣の姿に、そして野田前首相の収束宣言に優るとも劣らない彼の大嘘スピーチに、きっと世界は腰を抜かしたことでしょう。小出先生もガンダーセン博士も村田元駐スイス大使もきっと(…?)。


前の記事で明らかにしましたように、アベコベ氏は、憲法が何たるかを全くご存じないか、そうでなければ、この立憲民主主義という大前提をかなぐり捨てて、どうも別の次元の体制(秘密警察国家とか?全体主義?)へ私たちを誘いたいらしい...その旨の表明をしたとしかとれないご発言を(「それは王制の何とかで今は民主主義であり...」とかいう実際の氏の言葉とはアベコベに)されましたが、その時もやはり腰を抜かしそうになりました。ついでに言うと、麻生さんの「この手口学んだら...」のご発言の時も...

何れもマンガであるのならご本人以外皆一斉にドターッと倒れるところでしたが、これが決してマンガの世界ではないところが実に恐ろしい...

アベコベ氏発言についての小出先生のご批判



【追記】
こんな嘘だらけの政権で秘密保全法など冗談じゃない! 


日本弁護士連合会|秘密保全法制に反対(秘密保全法制対策本部)

エッ! これがヒミツ? あれもヒミツ! あなたも「秘密保全法」にねらわれる Q&A(PDF)


つづく



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